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純正ホイール補修作業
以前から ホイールのクリア塗装に細かなクラックが入り、そこから水が浸入し白い模様が出てきていました。
アルミ自体に腐食が出てもいやなので、今回は、最悪でも現状維持!!または綺麗になればラッキーということで、
塗装をハクッて再クリアー塗装を行いました。
修復前のホイールの痛み具合です。
白く変色していたり、クリアーのヒビ割れに汚れが入り込んで黒くなっていたりしています。
左写真
●左上の4L缶は強力ハクリ剤です。(アンモニア臭がします。)
●上の真ん中はクレのラストリムーバーのサビ取り剤です。(スッパイ臭いがします。)
今回はジェル状の物しか手に入りませんでした。液体タイプの方が広い範囲には向いているとおもいます。
●右端がハクリ剤用ブラシです。ハクリ剤購入時無料でいただきました。かなり使いよいです。
やっぱりプロの進める物は間違いないようです。!!
●真ん中下が、3M スポンジ研磨材(スーパーファイン と ウルトラファイン)かなり使い安いです。
左の写真作業開始です。もう後には戻れません。
今回はタイヤをつけたまま行いました。ハクリ液を塗りこみます。
(ハクリ液ですが、Holtsか出来れば塗装屋さんで4L缶を購入した方が勝負が早いです。)
塗りこむまえに軽く400番ぐらいのペーパーで表面を荒らしておくと作業がはかどります。
塗りこんでしばらくすると画像のようにプクプクと塗装が浮き上がってきます。
しかーし、ハクっていて問題が発生しました、ホール部にシルバー塗装がされていたようです。
勝手に表面加工の違いだとおもっていました。
そこに輪を掛けて このシルバー塗装がうまくはくれません、
クリアのみハクるのもできず、程よくならせたところでハクリは終了しました。
左側が模様の出ていた箇所でクリアーをハクッた後の状態で、模様レベルで磨いてやれば何とかなりそうなレベルです。
ハクリ終えたら綺麗に磨かれたアルミの表面が現れます。
一般で販売されているサビ取り剤を全面に塗りこみ、模様は消えませんでしたが、アルミが若干白くにごりました。
ペーパーで磨くのでその辺は気にせず表面があれたため塗料ののりはよくなっていると言うことで、
今回は1500番、2000番の耐水ペーパーで模様部を磨き、3Mから出ている3M スポンジ研磨材を使用しましました。
この3M スポンジ研磨材は優れものでかなり使いやすかったです。
スーパーファイン と ウルトラファインを使用。
しかし、痛んだ箇所のみ磨くのは難しいので、全面を磨きます。
ひたすら磨きますが、削りだしのようなラインが円状に残っていますので、その円に沿って磨きます。
磨き終わったら、通常の液体コンパンウンドで磨き。
このときに耐水ペーパーでちょっとしたリムのガリキズはならして目立ちにくくなりました。
最後に私の必殺技 ピカールの登場ですが、通常に使うと黒くなってなかなか作業ははかどらないのですが、
液体コンパウンドについている磨きようのスポンジを利用しピカールを水研ぎします。
これが結構良い感じに綺麗になってくれて下地処理は完了です。
。
磨きが完了したら、次はタイヤをマスキングします。
油分を取るためにひたすら脱脂し、アルミ用の下塗りクリアーを全面に吹き付け乾燥させます。
※下塗りが難しくなぜかちょっとした模様が出てしまいます。原因を調べるのも今回は時間が無いのであまり目立たないということで
そのまま続行しました。
上塗り前に塗装表面を800番の耐水ペーパーでザラツキを取っておきます。
次にホール部に2回目の下塗りを行いますが、今回はソフト99の下塗り塗料を使用しました。
(ホイールナットホール周辺のくぼんだところと、外周の四角いホール部)
下塗り乾燥後には、800番の耐水ペーパーでザラツキをとります。
※下塗りをならした状態でへこみ等があればうす塗りようのパテで補修して再度下塗りをします。
次に上塗りはシルバー塗装を行います。
塗料の色ですが、ソフト99のボディペン トヨタのスーパーシルバーを使用しました。
シルバー塗装乾燥後 タイヤのところを残してマスキングをはがして、マスキング部のバリ取りを 1500番の耐水ペーパーで行い
全面を同ペーパーでならして、下地が出来上がったら、2液性のウレタンクリアーを塗って仕上げます。
今回のウレタンクリアーは、スプレーガンを持っているので、塗料屋さんで塗料を購入吹き付けを行いました。
乾燥後、1500番、2000番の耐水ペーパーで表面を綺麗に磨いて、液体コンパウンドで磨き上げて完了です。
完成写真ではわかりにくいですが、平面部以外のシルバー塗装、平面のアルミ素地へのクリアー塗装と完璧とはいえませんが、
今回の作業でかなり綺麗になったので満足しています。
今回の作業するのに参考にさせていただいたHPが
初代シーマに乗ろう
の
BBS RSホイールのレストア
ページです。
詳細が書かれていてかなり作業するための情報が仕入れることが出来助かりました。
ご注意
実際にメンテナンスを行った結果についてその方法と写真をまとめてみました。
このホームページ記載の内容にもとづいて作業をされる場合は
全て作業される方の責任
において行って下さい、作業方法や作業された結果などについての一切の責任はご容赦願います。